明るいニュースをお知らせいたします。
江田島市役所のホームページを見ていて発見しました。来年度の江田島市職員募集。なんと、「社会人枠」が出来ていました。
これまで
江田島市の職員募集。
一般事務職では、30歳未満の方しか採っていませんでした。
応募資格は採用時に30歳未満であること。でした。
今回(令和2年度春採用)
社会人枠では、年齢の条件が少し広がりました。
応募資格は採用時に30歳以上40歳未満であること。
職務経験が通算して5年以上あること。
2名程度が採用される見込みのようです。
おおー。改革ですね♪
ちなみに、社会人枠の採用試験では、一次で社会人基礎試験と作文試験、二次ではプレゼンテーション試験があるようです。
昨年度、議会で胡子議員が提案
じつは、この「社会人枠」について、昨年度の江田島市議会で胡子議員が質問してくださったことがありました(平成30年度6月定例会 一般質問)。
「議会だより 平成30年8月・第55号」から
★関連リンク
>議会だより 平成30年8月・第55号
>市議会会議録 平成30年第2回定例会 1日目(平成30年6月)
もちろん、これだけが理由ではないかもしれませんが、議員さんの提案を市がしっかりと検討し、実現する。素晴らしいことですよね。
ぼくもこの「社会人枠」があったらいいなと思っていたひとりでした(当時、Facebookでもこのことを投稿しました)。胡子さんが議会に立つその少し前、胡子さんと「社会人枠」について意見を交わしたことがあります。
というのも、昨年度まで江田島市役所交流観光課にいた石田さんが、広島市役所に社会人枠(民間企業経験者枠)として採用された方でした。石田さんは、社会人経験を経て、「行政のなかで仕事がしたい」と意気込んで広島市役所を選択。
石田さんとは「一歩」などでお仕事をご一緒させていただきましたが、仕事にかける情熱の背景に、そんな仕組みがあることを知りました。「社会人枠」、いいなあと思いました。(当時)江田島市にはなかった社会人採用。広島市は進んでるなあと羨ましく思ったものです(ちなみに広島市では、60歳未満であることが条件となっています)。
市役所という職場、その文化
ぼくは、協力隊として市役所に3年いましたが、率直に言いまして、市役所というのは、民間企業とは文化がかなり異なるところがあります。
さらに、民間企業のように「来週から、●●部の部長にはライバル会社から▲▲さんが引き抜きでやってくるから」ということが基本起こり得ません。
つまり、違う血が入ってくることがかなり稀なんですよね。これまでのやり方がずーっと続いていく。そうすると、江田島市役所ならではのルールというか風習というか文化のようなものが、どんどん狭いものになってしまっている可能性もあると思います。
そこで、社会人採用です。
社会人採用で起きる(かもしれない)いいこと
民間企業などで社会人を経験したひとが市役所に新しく入ってくる。いいことですよね。
しかも、30~40歳といえば、社会人を経験して10年目あたり。若手~中堅になってくる人材。つまり、即戦力ですよね。
島には30~40代が就ける仕事もそう多くはありません。一度島を離れて社会人経験をした方が、故郷のために市役所職員になるべく戻ってくる、とか、協力隊を卒業した人が正規職員にチャレンジする、とか、色々可能性が出てきますよね。
長く培われてきた文化を継承しつつ、今の時代に合わせた新しい取り組みにもチャレンジしていく。今回の「社会人採用枠」の創設は、個人的にすごく明るくなるニュースでした。今回のように、江田島市では前例がないことも、他市ではすでにチャレンジしている場合もあります。内外に学び、島民の叡智を集めて、声を届けて、良い江田島市にしていけたら素敵ですよね。
いいじゃーん、江田島市。どんどんチャレンジしていきましょー♪
来年春に40歳未満のあなた!
江田島市役所で夢を叶えてみませんか??^^
◆令和元年度(令和2年春採用)江田島市職員採用試験について
https://www.city.etajima.hiroshima.jp/cms/articles/show/6559
★関連リンク
・江田島市議会議員 胡子雅信 ブログ
http://mebisu924.cocolog-nifty.com/