「江田島カキ」のポスターをつくりました

こんばんは。
「こみみ江田島」共同編集長のわたくし峰尾は、今年度「市民デザイナー」というのをさせていただいております。
 
この「市民デザイナー」は、江田島市観光協会が公募を行い、観光に関するチラシなどをデザインしていくお仕事です。任期は1年間。同じような役割で「市民カメラマン」の方もいらっしゃいます。
 

「江田島カキ」の知名度アップをめざして

今回は、観光協会からの依頼で「江田島カキ」のポスターを作らせていただきました。
 
地域おこし協力隊として江田島市に来るまで、わたしは神奈川県で暮していました。神奈川での「江田島市」の知名度は、正直、高くありません。
 
関東在住の方でも、「国内産のカキ」と耳にして「広島カキ」を思い浮かべる人はいると思いますが、「江田島カキ」の名前まで挙げられる人はかなり少ないだろうと思います。
 

国産カキの15パーセントが江田島市産

ご存知のとおり、江田島市は全国1位2位を競うカキの産地です。広島県の生産量のうち、およそ25パーセントを占め、全国で見ても、実に15パーセントを占めています。
 
つまり、「広島カキ」のうちの1/4が、「国内産カキ」のうちの1/7が、江田島市で採れたカキなんです。
 
神奈川や東京に住むひとが7回カキを食べたとしたら、そのうち1回は江田島産、というくらいの確率なんですね。
 
江田島市の海では、毎年カキが産卵・孵化し、育っています。養殖とはいえ、人間が餌をやるわけではなく、この豊かな海でカキが(ほぼ自然に)育っています。きっと、カキもこの「江田島市の海」が大好きなんです。
 
そんなことを広めたくて製作されたこのポスター。関わることが出来て、光栄です。
 

きっと あなたも 食べている

ポスターの依頼を受けたのは12月初旬。「江田島カキ」というタイトルと、季節ごとのカキ(作業)の写真がありました。写真は、市民カメラマンの藤井佳枝さんと、観光協会の滝田さんが撮りためてきたもの。
 
「それ以外はどうぞ好きにやってください」とのことで、頭をひねりながら製作に励みました。結果、ポスターのデザインに加えて、「きっと あなたも 食べている」「カキのふるさと、江田島市。」というキャッチコピーと、グラフ、説明文なども作成しました。
 
素晴らしい写真は800枚以上あり、セレクトにもとても悩みましたが、「ひとが見える」ことを意識して選びました。
 
完成がこちらです。
 

このポスターが多くのところに貼られ、「江田島カキ」の認知度が上がっていくことを期待します。
 
観光協会の皆さん、藤井さん、お話を聞かせてくださった柳川水産の柳川さん。アドバイスをくださった皆さん、そしてイラストを描いてくれた西村さん、どうもありがとうございました!