レポート|「模擬議会」に参加してきました

大柿町にある「さとうみ科学館」で行われた「模擬議会」に参加してきました。※胡子議員に「模擬議会」についてインタビューした記事はこちらをどうぞ。

これは、市民が一日限りの「模擬議員」となり、1つのテーマ(市長議案)について会派に分かれて修正案を作成し、それぞれ発表を行い、最後に採決をする。つまり、議会を疑似体験してみよう、という取組みです。

進め方

・1班6人、3つの班(会派)にわかれる
・班にはひとり、ファシリテーターがついていました

・市長議案の説明をうけたのち、
・各班にて自分の班の案(修正案)を作成(①)

・中間発表

・他班の中間発表を踏まえ、
各班それぞれで最終案を作成(②)

・修正案を順に発表
・質疑
・討論

・採決

という流れでした。

6名という少人数の班で、ワークショップの時間がたっぷりとあり(①②)、それぞれの意見を交わしながら、案を深めることができました。

模擬議会のテーマ

今回のテーマは「さとうみ科学館の整備・活用」(模擬議会のために設けられた、フィクションの議題です)。市長案を聞いたうえで、

・現状の利用はどうなのか
・建設予定地は市長案で妥当なのか
・施設の機能は現状と同じでいいのか

などを各班で話しました。それらを話すことは、同時に、「江田島市のどこに、どんな機能の、どんな施設があったらよいか」を話し合うことでもありました。

最終的には、それぞれの班が自分の案への愛情が濃く、A・B・C、それから市長原案も含めて、採決ですべて過半数に届かず、議案自体が廃案となりましたが(笑)、とても楽しい時間を過ごすことができました。

個人的な感想をいくつか

模擬議会に参加してたのしかったこと

・参加者のみなさんと「魅力ある施設づくり」をともに考えた
・各班が発表した修正案に対して意見をぶつけ合った
・議会の流れを疑似体験した
・江田島市に何が足りなくて何が「あったらよいか」を話し合うことができた
・市の予算を使ったプロジェクトに関わるという、「市の一員」感を味わった

議会でしゃべる言葉

・市井の言葉で、わかりやすく、議論を深められたらいいのにな

今日の模擬議会は、笑いあり、ツッコミありと、和やかな会となりました。地元の大柿高校生も参加しており、高校生から(いわゆる)高齢者まで、幅広い世代が議論を交わしました。

国会や市議会を傍聴していると、議会で話されている言葉は、日常生活で使われている言葉と乖離してしまっているように感じることがあります

原稿を読んで議論するのではなく、いきた言葉で、今日の模擬議会のように、友人と話すように「島の未来」についてひとつひとつ議論できたら、より親しみやすく、より活発な議会になるのではないかと感じました。ぼくは、そういう議会が見たいです。

議会の役割について

・「チェック」だけでなく「提案」する機関であってほしい

今回の模擬議会では、模擬議員が3つの会派に分かれ、それぞれに「修正案」をつくりました。

市議会を見ていると、議会の主な役割は議決(チェック)にあると感じます。市(市長)が作成した案(予算案や条例など)に対して、賛成したり反対したり。承認したり、承認しなかったり。

議員さんには、それだけでなく、今回のように「独自の案」をもっともっと作成し、市役所職員や市長に対して、議会内外でもどんどん提言してほしいと望みます。議員さんと市長が、一緒になって案を作ったっていいじゃないですか。ほんとうは。対決しなくたって、真に「よいもの」を作り上げるのが目的なはずですし。

市民の代表である議員さんが、市民の声をくみ取り、議会に案をかける。それこそが、「市政に声を届ける」ことではないでしょうか。

まとめ

朝の10時から17時までと、長い時間ではあったのですが、とても楽しく、あっという間に過ごすことが出来ました。

願わくば、この「模擬議会」が市や教育委員会と連携し、多くの場所で、より頻繁に行われてゆくことを期待します。

議員、職員、市民が、同じ場で「江田島市の未来」について率直に話し合うことは、とても大切だと思うからです。

わたしたちの島、わたしたちのまちですから、どんな未来にしていきたいか、どんなことがあったらいいか、どんなことにお金を使うのがいいか、もっともっと、一緒に考えられたらいいですよね。

その意味で、傍聴には来ていらっしゃいましたが、今回の模擬議会に「いち市民」として参加する現職の市議会議員さんが、もっといてほしかったとも思います。「市民の声」をこんなにも聞けるイベントは、珍しいのになあと思いました。

開催に尽力された皆さま、素晴らしい時間をありがとうございました。また、ご一緒しました皆さん、ありがとうございました。

模擬議会、お近くで開催されたときにはぜひ一歩踏み出して「参加」されてみてください♪

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