社協さん主催の「これからの地域での暮らしぶりを考えよう」フォーラム&ボラ写真展に行ってきました!

こんにちは、すなおたまき(@office_sunao)です。

いつもありがとうございます🍀

今日は、 能美町鹿川にあるわくわくセンターにて行われた江田島市社会福祉協議会さん主催の「これからの地域での暮らしぶりを考えよう」フォーラム&ボラ写展に行ってきました。

200名分の座席に、80名くらいの入りだと思います。

江田島市の社協さんとの繋がりのある方々が中心でしょうか、皆さん熱心にお話を聞いていらっしゃいました。

フォーラムの内容

このフォーラムの内容は主にこんな感じです。

  • 江田島市社会福祉協議会の土手さんより、災害時から1年間の地域での動きについて報告と解説
  • ローカリズム・ラボの井岡さんによる、豪雨災害から1年を経て「これからの地域で必要なコト・求められるコト」とした講演
  • 井岡さんと江田島市在住の福祉に関わる御三方によるパネルディスカッション
  • カメラマン汰木志保(ゆるきしほ)さんによるボラ写プロジェクトの写真展

個人的に印象に残った言葉、勉強になったお話

私個人的に印象に残ったのは、

土手さんがおっしゃっていた

「日常のつながり・関わりは必ず災害時に活きる」

という言葉。

また、井岡さんが会場内の皆さんへ問いかけていた

「ご自分が80歳になった時にどのような暮らしをしたいですか?」

という言葉です。

災害時のみならず、これからの江田島市、自分の住む地域で自分がどう暮らしていきたいか?

それを考えたときに、

  • 家族
  • 友人
  • 趣味
  • コミュニティ
  • 社会とのつながり

これらとの関係を良好に保つことが必要不可欠だということをおっしゃっていました。

病院や公的機関、福祉サービスを頼る前にこうした生活資源を豊かにしておくことで、地域での孤立化を防ぎ、何かあったときにも支え合うことができるのだと思います。

そして、最後のパネルディスカッションに登壇されていた江田島市障害者生活支援センターの中野さんのお話で、知的障がいや発達障がいなど、様々な障がいをもつ方々の災害時の状況や様子を知ることができ、とても勉強になりました。

ボラ写展のお写真が明るくポジティブな印象だった

フリーカメラマン汰木志保(ゆるき しほ)さんのお写真が、会場内に展示されていて拝見しました。

どの写真も生き生きとしていて、明るいポジティブな印象を受けます。

西日本豪雨災害という大変な状況の中でも前向きにがんばるボランティアの方々の様子が写しだされていました。

また、汰木さんご本人とも少しだけお話させていただくことができました。

ご自身も西日本豪雨災害時に一緒にボランティアとして活動しながら、共に汗を流す皆さんとコミュニケーションを取りながら撮影されたそうです。

「写真を通じて、多くの方に災害ボランティアについて関心をもっていただきたい。」

と仰っていました。

こうした地道な活動が、災害時のボランティア増加につながって欲しいです。

「写真」というかたちで災害ボランティア活動が広く知られることは意義のあることだと思います。

改めて災害やボランティアに関心を寄せるいい機会になりました。

これからの江田島市での暮らしを、他人事ではなく【自分事】として考える

江田島市内の皆さんがこれだけ参加するということは、日頃の江田島市社会福祉協議会さんの地道な活動の賜物なのでしょう。

たくさん方々がフォーラムに参加していました。

ただ、私のごく個人的な思いとしては、全体を見渡して若いお母さんや子どもたちの参加が少なかったのが残念でした。

子どもたちや若いお母さんたちにも、同じように災害や地域のつながりについて考える機会があればいいなと感じます。

災害は、地域も世代も関係なくある日突然起こります。

私自身実際に豪雨災害を経験して、災害について他人事ではなく自分自身のこととして捉えて考えるようになりました。

江田島市に移住してきて2年目ですが、ようやく地域の方々とのつながりもお友達も増えつつあります。

そうした関わりの中で、

  • 自分の住む江田島市のことを、どれだけ自分自身のこととして考えているのかな?
  • 自分自身が暮らしている江田島市を、誰かのせいにして諦めたりしていないかな?
  • 「どうせ無理」という諦めに支配されていないかな?
  • 江田島のことを、俯瞰して少し遠目から見つめ直せているかな?

時々そんなことを考えるようになりました。

人口減少と超高齢化がものすごいはやさで進み、外国籍の方々も多く住む江田島市。

普段からコミュニティなど何らかのつながりをもっておくこと、参加して顔を出しておくことは大切ですね。

仮に少し面倒に感じるような活動だったとしても、必ず意味はあるのだと思います。

誰かのせいにして何もせず、何も変わらないと嘆くよりも、自分のできることをして自分からよくなる、よくなろうとすること。

他人事ではなく、自分事として目の前に起こることを捉えること。自分事として行動すること。

私自身も、できることをできるだけやっていこうと改めて思いました。

参加者の皆さん、登壇くださった方々、カメラマンの汰木さん、江田島市社会福祉協議会の皆さん、お疲れ様でした。

ありがとうございました🍀