東大生の「えたじま暮し体験」

こんにちは、オリーブの地域おこし協力隊 峰尾です。

先日、東大生が江田島市に来てくださり、交流する時間がありました。東大生。そう、東京大学の学生さんです。今日はそのことを書きたいと思います。

ことの発端は・・・江田島市ご出身の東大助教

江田島市大柿町のご出身で、現在、東京大学で助教をしている竹本周平さんという方がいます。竹本さんは、都会出身の学生(東大生)に、ふるさと江田島市での生活を味わってもらう「体験プログラム」を毎年行ってらっしゃいます。

わたしたち協力隊オリーブチームは、竹本さんにお声がけいただき、昨年のこのプログラムで東大生と出逢う機会をいただきました。そして、今年もまた、その機会をいただきました。

3月19日の午前中、はるばるやって来てくれた東大生1名と、竹本さんと片柳さん。「はじめまして」と再会。わたしたちが担当する「体験の時間」が始まりました。

昨年は「江田島市のオリーブの取組み」をご案内したのですが、今年は「より協力隊の活動を見せてもらえたら」というリクエストをいただき、わたしたちが普段から行っている「オリーブの輪プロジェクト」を味わっていただきました。

「オリーブ x 地域」 協力隊の活動体験

モデル園からオリーブの枝葉を取ってきて、一緒にリースを作りました。作りながら、色んなおしゃべり。江田島市がオリーブを始めた背景、現状、地域おこし協力隊という仕事のこと、などなど。3人とも、初めてとは思えない素晴らしい手つきで、リースは無事に完成。

作ったリースのひとつを、市役所近くの時計・宝石店「ナヒロ」さんへ。以前からナヒロさんに飾っていただいているオリーブのリースが少し古くなっていましたので、新しいリースを持ってみんなで交換に伺いました。

おしゃべりを続けると、ナヒロの代表である光正さんと、竹本さんのお父さまが同級生であったことが判りました。なんだか、不思議なご縁を感じました。

体験を終えて

夜には懇親会があり、小古江で柑橘を育てている竹本さんのお母様と、この日の午後に体験プログラムをされた峰商事の井上さんらとともに、楽しい時間を過ごしました。

竹本さんや学生から、嬉しいお言葉をいただきました。

今日の体験で、地域おこし協力隊というものを立体的に知ることができました。峰尾さんと西村さんが地域の皆さんに愛されていることも、とても伝わってきました」(竹本さん)

まだ来て間もないのですが、江田島市がとても好きになりました。こうした暮しがあること。見れて本当に良かったです。必ずまた江田島市に来たいと思います」(東大生Bさん)

また会えること、続いていくこと

竹本さんたちとのご縁は2年目。こうして、わたしたちにまた機会をいただけたこと、またお会い出来たこと。とても嬉しかったです。「また会える」は嬉しいですね。

また来年。学生さんたちと島に帰ってきてくださるのを心からお待ちしています。「つづいてゆくこと」、いいものですね。ほんとうにありがとうございました。

※竹本さんたちの活動は、過去に「広報えたじま」でも取り上げられています(2016年)