フウド特集#3 オープンから半年。発起人、後藤さんに今の想いを聞いてきた

こんにちわ!フウドスタッフかげこです。

4月はフウドプレオープンに伴い、フウドプロジェクトについて2記事書かせていただきました。

そして三部作の最終章は、フウドプロジェクト発起人、江田島市地域おこし協力隊 後藤峻さんにオープンから半年のフウド、そしてこれからのフウドへの想いを聞いてきました!!

少し長いですが、読んでいただけたら嬉しいです!!

フウド特集#1〜2はこちらです↓

フウドプロジェクトを使い倒す100のリスト

フウド特集#2「コワーキングスペース」って?

オープンから半年。発起人後藤さんに今の想いを聞いてきた


─ 昨年10月のプレオープンから半年経ちましたが、振り返ってみてどうですか?

後藤:一言でいうと、伸びシロしかないなと笑
でも、いろいろ動いてやってみたことで、わかったことがたくさんありました。

─ といいますと?

後藤:例を挙げると、外からの人のコワーキングスペースの需要は感じました。

─ ふむふむ。いろいろ動いた中で、これからのフウドの課題はどんなことですか?

後藤:外から人が来てくれるような仕掛けづくり、イベントのようなものがもっと必要だと感じています。

─ 外の人が来てくれるための公共交通機関、宿泊施設等で動いていることはありますか?

後藤:公共交通機関に関しては、バスの本数を増やしたりは難しいので、自転車の貸し出しなどを考えています。

少し前にフウドの2Fでテントを張って夜間利用した人がいました。
そういう機会が増えるとおもしろいですし、別の場所で気軽に寝泊まりできるところも検討しています。楽しみにしておいてください。

─  まだ秘密なんですね。この半年で利用者に変化はありましたか?

後藤:来てくれる人が定着してきたような気がしています。
トータルの人数の増減云々より、定着してくれる人が増えたというのが嬉しいですね。

─ それは嬉しいですね。後藤さんは江田島市地域おこし協力隊のお仕事は「移住促進支援員」ですが、移住促進に関してフウドではどのようなことをしてますか?

後藤:まず、移住サポートセンターを設置しました。

私が外にでることが多いので、後藤不在時でもフウドに行けば移住サポートができるという体制にできたらと思っています。

─ 江田島市の移住促進の課題に、仕事がないから移住を断念するという現象があると思うのですが、その現象に対してフウドが取り組んでいることはありますか?

後藤:島にいても自分で仕事ができる人が来やすい環境にはなっていると思います。
コワーキングスペースもそうですし、他にオフィスがあって、ここでも仕事をしてもらえるという環境を作っています。そのための環境は今後もっと整えていく予定です。

また、ここでイベントをしたり、モノを作ったり、このスペースを使って仕事をしてくれる人もたくさんいます。仕事の一部ではあると思うのですが。

この場所でこんな仕事ができそうという可能性を少しでも持ってもらえたら嬉しいですね。

─  「環境を整えていく予定」とは具体的に何をする予定ですか?

後藤:今はスペースとして最低限の機能は揃っているので、今後はバージョンアップをしていく感じです。

現在は2Fのスペースは仕切りがない状態ですが、パーテーションを組んだり、よりコワークがしやすい環境に整えていく予定です。

1Fはカフェスペースを充実させたいですね。また、江田島の物産などの紹介スペースを作りたいと思っています。

─  いいですね〜。「移住」「仕事」「フウド」の関わりの中で、フウドの役割についてはどう考えてますか?

後藤:移住促進の仕事をしてみて、単純に移住者を増やしたいというよりは、本当に島を気に入ってくれる人が江田島に来てくれることが大事だと思いました。

島のいいところ、悪いところを知ってもらって、そして島の人たちを気に入ってくれる人が移住してくれるのが理想です。

フウドは江田島のことをより知ってもらえる場所になっていると思っていますし、そのためのサポートをすることが役割だと感じています。

─  なるほど。この一年で取り組みたいことはありますか?

後藤:今年度県が実施するお試しオフィス事業のひとつにフウドが選定されました。
これはフウドとしても江田島市としても初めての試みなので、この一年での大きな取り組みの1つになると思っています。

お試しオフィスを含め全体では「外の人を呼び込む」ことに力を入れていくことになると思います。

─  本格的に動き始めた感じですね!フウドが今後どうなっていったらいなという理想はありますか?

後藤:フウドの中でコミュニティができたらいいなと思っています。
そのコミュニティの人同士で仕事が生まれて、という空気ができていくのが理想です。

自分がいなくても、そこにいる人同士が繋がっていくという現象がもっと増えたら嬉しいです。

─  運営をしていく上で、後藤さんが心がけていること、大切にしていることを教えてください

後藤:来てくれた人にできる限り親切に対応することですかね。
ようこそようこそ!という想いです。

─  ええですね!最後に、この記事を見てくれている人に一言お願いします!

後藤:ぜひお立ち寄りください!!!!!!!!!!

ありがとうございました!!

終わりに

いかがでしたでしょうか?

舞台装置としての展開を続けるフウド。

フウドのコンセプトは、外(風)の人が、海を渡って、地元(土)の人と交わることです。

「移住・交流・しごと」をサポートする場の創出 をしていこうとオールを漕ぎ始めて半年、

(後藤峻Facebookより)

「伸びシロしかない」と苦笑いをしていた後藤さんですが、スタッフとしてフウドのこれまでを振り返ってみると、後藤さんの想いが少しずつカタチになっていることが感じられました。

これからも皆様のサポート何卒よろしくお願いします

フウドプロジェクト発起人、江田島市地域おこし協力隊 後藤峻さんのインタビューでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

江田島のフリーにゃんスも訪れます