★ご注意★
2018年冬季<2018年12月~2019年3月>の営業は未定です。(2018/12/25 編集部追記)
土日祝日のお昼にだけオープンしている噂のカキ小屋、「オイスター Port えたじま」に行ってきました。早速レポートしたいと思います。
場所は、小用港・桟橋待合所のすぐ横。大きな白いテントが目印です。
まずは自分で「ひと盛り」を選びます。もちろん2盛りでもオッケー。どれもだいたい、ひと盛りに殻付きカキが10個ほど入っています。
ひと盛り1,000円。1個100円(だいたい)というお得な値段です。鮮度抜群なのにこの値段で出せるには、ワケがあります。そのワケはのちほど。
カキの他にもメニューがあります。鯛めし、豚汁、飲みたい方のためにお酒もありました。カキに搾るためのレモンも売っています。
さて、いよいよカキを焼きます。焼き場には炭火。こちらの「オイスター Port えたじま」では、お客さんが自分でカキを焼きます。ちなみに、炭代が1グループで300円かかります。
「カキなんて自分で焼いたことない!」というアナタも安心です。店員のお姉さんやおばさんが、「最初はこっちから焼くんよ」「もう食べれる頃よ」と親切に教えてくれます。
というわけで、いざ。
ほー!
ひゃっはー!
たまりません。
机にはポン酢が用意されているのですが、この塩味、なんとも濃厚な海の味。なにもつけなくてもめちゃくちゃ美味しいです。
カキを焼く作業。これが地味に楽しいです。汁がじゅわじゅわと染み出てきて、カキが開くときのあのかんじっていったら!ねえ!
興奮してきちゃいましたが、気を持ち直して、あらためて、こちらのカキ小屋をご紹介します。
こちらのカキ小屋を運営しているのは、「江田島市水産物販売協議会」 略して水販協のみなさん。市内の漁協と、若手カキ養殖生産者さんらで構成されています。
こちらが会長の柳川 政憲さん(柳川水産)。
そうなんです。このカキ小屋、カキの生産者さんが直接運営されているんです。
江田島市といえば、全国で有数のカキの産地です。数字を挙げてみますと、広島県内の生産量のうち、じつに約25パーセントを江田島市産が占めています。全国で見ても、日本全体のカキ生産量のうち、15パーセントほどを江田島市産が占めているんです。江田島市は、お隣の呉市と全国1位2位を争うカキの産地なのです。
そんな江田島市のカキ養殖業者さんが直接経営するカキ小屋。美味しくないはずがありません。値段がお手頃なのも、ここに理由があるのです。
こちらのカキ小屋では、水産会社さんがだいたい週替わりでカキを提供されています。「今週は◇◇水産さんのカキ」「来週は△△水産さんのカキ」といった具合です。それぞれこだわりを持ってらっしゃる水産会社さんの「味」をわかるようになったら、あなたは立派な「カキ通」ですね。毎週通っても飽きることがなさそうです。こりゃこりゃ、たまりません。
小用港の横を舞台に、昨年度から2年間の社会実証実験としてオープンしている「オイスター Port えたじま」。今シーズンは、4月1日までの営業が予定されています。営業は毎週土日祝。11時~15時のオープンです。
新鮮採れたて、安心安全で鮮度抜群のカキです。そんなカキを味わいに、ぜひ出かけてみてください。
鯛めしも絶品です!
営業時間や最新情報などは、情報サイト「江田島へ行こう」もしくはFacebookページをご覧ください。
◆江田島へ行こう
http://www.go-etajima.net/oysterportetajima.html
◆オイスター Port えたじま Facebookページ
https://www.facebook.com/oyster.port.etajima/