こんにちは、沖美町に住むぼくです。峰尾です。
豪雨災害から6週間。早いですね。
少しずつ少しずつ、江田島市にも「日常」が戻りつつあります。お店さんにも、少しずつ少しずつ人が戻りつつあるようです。でも、まだまだ、「いつもどおり」には遠い部分もあるようです。
今週は5組の皆さんを撮らせていただきました。みなさん、とても元気です。明るく、それぞれの場所で活躍されています。みなさんの笑顔に会いに、ぜひ江田島市へ来てくださいね。がんばろう、江田島。ありがとう、江田島。今週もありがとうございます。
(撮影 8/12~8/18)
『なりや』のおふたり
階段をのぼるとそこは別世界?! 切串港桟橋の2階にあるお食事処「なりや」。海を見ながらランチと喫茶を楽しめるお店です。
切串地区は、このたびの豪雨による被害が大きかった地区のひとつです。「なりや」では、断水や仕入れ面での影響から、15日間にわたって営業を休止。現在は通常営業に戻られています。
日替わりランチはおかずの品数が多く人気です。お持ち帰りのお弁当も、500円とかなり良心的です。手づくりのご飯たち。嬉しいですね。コーヒーに加えて、ビールや日本酒などのアルコールもあります。きれいな店内から、海を眺めてぼーっとする。そんな時間はいかがですか? ぜひともおすすめです。
なりや
広島県江田島市江田島町切串3丁目1-1 切串港ターミナル2F
電話:0823-44-1078
営業時間:10時~17時・水曜定休(その他不定休あり)
『四季の味 ひらの』 平野光利さん
「写真は照れくさいけど、江田島が元気になるためなら!」と撮らせていただいたのは、江田島町切串にある和食のお店「四季の味 ひらの」の平野光利さん。市内でも被害が大きかった切串ですが、お店がある場所は被害もなく、断水中も営業を続けました。
「昔から、店を開けられる時は、できるだけ休まんように、開けるようにしとるんよ。お客さんはあまり来られんかったけどね」とおっしゃる大将。水は給水や、業者さんからの仕入れなどでしのいだそうです。ご自身の畑には土砂が入ったそうですが、「切串は大変だったとはいえ、人的被害が無かくて良かった」とも。
写真を撮らせていただいたこの日は、お盆時期。お墓参りにいらっしゃったお客さんが「初めて来たけどおいしくて、この値段で良いんですか?」とおっしゃっていました。
「造り定食」(850円)や「和定食」(1,050円)「かき丼」(550円)など、新鮮な魚介がリーズナブルな価格でいただけます。海沿いのお店で、江田島の海の幸を楽しんではいかがでしょうか?
四季の味 ひらの
江田島市江田島町切串5-1-7
0823-43-0080
営業時間:11時~14時/17時~22時 水曜・第3火曜定休
※参考:四季の味 ひらの/江田島へ行こう
『かふェ渚』のおふたりと、常連のお客様
三高港の目の前にある喫茶店「かふェ渚」。2016年の再オープン以来、多くのひとに愛されているお店です。
豪雨被害の大きかった三高地区。「かふェ渚」では、断水に加えて半日ほど停電もあったそうですが、そんななかでもお店は営業を続けてきました。
「豪雨のあとも、地域の方が朝7時から来てくれるんです」と話してくださったマスター。平日は常連客も多い「かふェ渚」さん。豪雨のあとも、きっと、多くのおしゃべりが店内で生まれ、たくさんの笑顔や安心がそこにあったことと思います。
まだ断水が続くなか、お店に伺った際にマスターが口にされた言葉が忘れられません。「災害はもちろん大変ですが、感謝しかないなあと思うんです。いろんなひとが動いてくださって、今まで知らなかったたくさんのことに気づけて。そんなことを味わっています。味わえています。とにかく、感謝しかありません」 すごいなあ、と思いました。
もうしばらく、食事はモーニングメニューのみの提供となるそうです。地元の方からも、観光客からも愛されるお店。船を待つ間にコーヒーを一杯。色んなおしゃべりが出来ると思います。ぜひいかがですか?
かふェ渚
広島県江田島市沖美町三吉2717(三高港向かい)
電話:0823-47-0016
営業時間:7:00~14:00・月火定休
※8/21(火)まで夏期休暇
https://www.facebook.com/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E6%B1%9F%E7%94%B0%E5%B3%B6%E5%B8%82-%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7-%E6%B8%9A-1046678742076298/
※参考:江田島 カフェ渚(なぎさ)/江田島へ行こう
※参考:江田島人物図鑑/かふェ渚 小松一憲さん、小松祐子さん
★こちらの記事もぜひどうぞ >> ちょっと早起きして「かふェ渚」へ。人気のモーニングは元気の源!
小林由佳さん(江田島市地域おこし協力隊)
江田島市の地域おこし協力隊2期生として、2017年夏から活動している小林さん。「観光仕掛人」として、島の観光に取り組んでいます。
大柿町大君地区に住む小林さんは、避難指示の出た7月6日(金)に速やかに避難。旧 大君小学校の避難所でひと晩を過ごされたそうです。愛媛県出身の小林さん。2004年に経験した台風による暴雨と土砂災害の記憶がよみがえり、「直感的に怖さを感じました」と話してくださいました。幸いにも、このたびの豪雨では、新居浜市のご実家に大きな被害はなかったそうです。
「LINEやメッセンジャーでグループが立ち上がり、島で出会ってきたみなさんと情報を共有できたのが心強かったです」とも話してくださいました。断水中に髪をばっさりと切られ、島のみんなを驚かせました。豪雨後に少しずつ島内の事業者さんのもとを訪れ、観光協会ホームページで記事も発信。
例年であれば、海水浴にカヤック、SUPと、賑わっているはずの江田島市の夏。「観光の面では、残念ながらまだまだ厳しいのが現状です」と小林さん。時間はかかるのかもしれませんが、みんなが元気になるような秋へ。観光の盛り上がり、小林さんの活躍に期待しています♪
※小林さんも参加されているイベント『柿高フェスタ2018』が9月30日に開催決定 → Facebookイベントページ
小林由佳
> 江田島市地域おこし協力隊 https://www.facebook.com/etajimaokoshi/
> 江田島市観光協会 https://etajima-kankou.jimdo.com/
「オリーブオイル講座」参加のみなさん
江田島市地域おこし協力隊の西村さん(左端)を中心に、毎月開かれているオリーブオイル講座。島内の色んな場所を会場にして、様々なかたちでオリーブやオリーブオイルに親しむ内容となっています。
この日(7月18日)は、大柿町柿浦にある「キッチン&カフェ hama」さんを会場に「食べるドレッシングづくり」が開かれました。江田島市内からだけでなく、島外から参加された方もいました。4種のオイルのテイスティング、オリーブオイルの健康効果、そしてドレッシングづくりと、楽しく学べる2時間でした。
ドレッシングを作り終えて、みなさんはこの笑顔。ひとと会って、おしゃべりをして、笑って、食べて、何かを学ぶ。時間をともに過ごす。そんなことが、いつも以上に嬉しく感じる「今」なのかもしれません。
オリーブオイル講座は、ほぼ毎月、趣向を凝らしながら開催されています。詳しくは、「広報えたじま」や「江田島市地域おこし協力隊」Facebookページをご覧ください。
※参考:キッチン&カフェ Hama/江田島へ行こう