これは助かる!社協の『しおかぜネット』を利用してみました。

 

どーも、皆さんお元気ですか?その後お変わりないですか?

久しぶりの寄稿でございます。Sunaoです。

ここのところ自分の仕事(=ブログ作成)をせっせと行っていまして、なかなか「こみみ江田島」に記事をアップするに至りませんでした。すみません💦

あ、ちょっと宣伝させてください。

→私のブログ「Lettre aux Mamans, de Sunao」が出来ました。

まだ記事数少ないのですが、これからコツコツ増やしていきますので暇つぶしに見にきてね~👋

 

はい!ということで(何が?)!

 

Sunao、おかげさまで元気です(聞いてない?)。ありがとうございます🍀

今回の本題はコチラです。☟☟☟

先日、あることがきっかけで江田島市社会福祉協議会の有償ボランティア「しおかぜネット」を利用させていただきました。

今日はその時の感想などをレポートさせていただきます!

 

 

夫が一週間出張に!どうしよう、その間頼る所が欲しい…。

私は今春家族で江田島にきてからここまで怒涛の移住期間を過ごしてきました。

引っ越してきたその直後に、子供達と夫まで相次ぎ嘔吐風邪にぶっ倒れた家庭内パンデミック😭

→過労から今度は私が入院😭😭

→退院したと思ったら、西日本豪雨災害😭😭😭

→断水長期化と聞いて夫を残し実家(東京)へ行き別居状態😭😭😭😭

ときてやっと江田島に戻り、今に至ります。

うん、怒涛でしたね。やっぱり。

 

そして最近、やっっっと穏やかな日々を過ごせる様になってきました。

「あー、やっと。やっと平和な日々だー🍀 」

などと思っていたのですが、夫が10月の初旬にお仕事で一週間出張に行くことになりまして。

神奈川県に住んでいた頃は、夜勤のある仕事をしていたわが夫。勤務が不規則ゆえ夜自宅にいないことも珍しくありませんでした。

そのため夫不在の時は、都内に住む実母がヘルプに来てくれることも多かったです。

江田島にきてからは、夫はほぼ毎日定時であがって帰宅します。

そのため家事育児は夫婦で臨機応変に分担・シェアしつつ、その日の夕方~夜寝るまでこなすのが通常となっておりました。

 

が!

一週間出張!

…ということは、私が家事育児あと自分の仕事も全部1人でやらなきゃならんのか…。

俗に言う「ワンオペ育児」ってやつか…。

うーん…大丈夫かな?

私が(また頑張りすぎで倒れたら困る)。

自宅に、暴れんBOYS(息子2人)と私だけか…

頼れる先が欲しいなぁ…。

と不安になりまして。

 

何回か夫婦で会議しました。

以前から、私が入院した澤医院 のメディカルソーシャルワーカーさんには

「夫の出張時に、ひとりで家事育児をこなせるか不安です…。」

とご相談させてもらっていて、「しおかぜネット」のことも聞いてはいたのですが。

これを機に一度利用してみようという結論に至りました。

 

その前に「しおかぜネット」って何?

皆さんは江田島市社会福祉協議会の有償ボランティア「しおかぜネット」ってご存知でしたか?

私はメディカルソーシャルワーカーさんに教えてもらうまで、全く知りませんでした。

江田島市にはファミリーサポート制度のようなものもなく、夜中に子供を預かるトワイライトステイのような制度もありません。

実家の近くに住んでいるとか、何かあれば頼りにできる先があるならば安心です。

…が、私たち家族は移住してきたばかり。

大人2人で毎日の生活を回すのが精一杯の時もあります。特に子供達が病気をすると大変なんです…。相次いで時間差で具合悪くなるとか…もうね

話が逸れました。

もとい、「しおかぜネット」とは。☟☟☟

しおかぜネットとは

家の掃除や庭の草取りなど、誰かが手伝ってくれればできるのにと思ったことはありませんか?

「しおかぜネット」とは、そのような日常生活の「ちょっとした困りごと(※1)」を抱えた方に一緒になってお手伝いしてくれる「しおかぜさん(登録ボランティアさん)」を紹介するという、助け合いネットワークです。

(※1)「ちょっとした困りごと」とは、専門的技術や知識を必要としない、活動時間がおおむね2時間以内に収まることとしています。

「ちょっとした困りごとの例」
家の中の掃除、家の窓拭き、家具移動、少しの時間の見守り、庭の草取り、ゴミ捨て(ゴミの分別)、外出付き添い などなど。 ※その他、その都度ご相談ください

江田島市社会福祉協議会ホームページより引用

 

またこんなパンフレットもありました。

 

要は、ご近所付き合いも兼ねた有償のボランティアで、時給は1時間600円、その半額を利用者と社協とで折半してボランティアに来てくれた方にお支払いするというもの。

ファミリーサポート制度は育児に関すること全般のサポートですが、しおかぜネットはもっとその内容が多岐に渡るサポート制度だなと思いました。

 

社協さんに連絡、実際に「しおかぜさん」に来てもらうまでの流れ

利用しようと決めて、メディカルソーシャルワーカーさんにご連絡しました。

そして、すぐに江田島市社会福祉協議会へ繋いでもらいました。

後日担当の方からご連絡いただき、わが家に話を聞きに来てもらうことに。

お話を聞いてもらった当日は、子供達も保育園お休みの日で在宅でした。

子供達、社協の担当者Uさんが思いのほかお若く

「この人一緒に遊んでくれそうだ!」

と思ったのか、そりゃあもう何故か歓喜して大騒ぎでした…💦

そんなわが家の慌ただしい様子も見ていただき、

「夫の不在時に家事育児をお手伝いして下さる方がいたら嬉しい。」

とこちらの希望をお伝えしました。

そしてその数日後「条件にマッチングした方が見つかった」とご連絡いただき、「しおかぜさん」も一緒にわが家へいらっしゃいました。

来てくださった方は、Kさん。おそらく私の母と同世代かなと思われる女性の方でした。

そして、私たち夫婦と社協Uさん、しおかぜKさんで、実際に来た時にやってもらいたいこと(今回は掃除と託児)、今後の予定などを話し合いました。

そこで確認したことは以下の通りです。

  • 基本1時間のお手伝い
  • 一緒に作業すること(そうすることで会話も生まれ、ご近所同士の繋がりもできる)
  • 次回以降の予定や変更連絡は社協Uさんを通じてすること など

条件というか、基本的なルールですね。それをみんなで確認しました。

そうして、夫が出張へ旅立っていったその日。初めてKさんにお手伝いに来てもらうことになったのです。

 

来てくださった方がとても優しい方だった

Kさんは、とてもお優しい方でした。

初回は社協Uさんも同行して下さいました。

この日はちょうど子供達が保育園でいない時でしたので、自宅を一緒にお掃除してもらいました

普段なかなか手の回らない箇所も人手があると捗ります

また私ひとりだとなかなかやる気も起こらなかったりするのですが、一緒に作業して下さるので「自分も頑張ろう💪」という気持ちにさせてもらいました。

その後も数回、予定を合わせて来て下さいました。子供達がいるときは、一緒に遊んで相手をしてもらいました。

Kさんは以前は教育関係のお仕事をしていたこともあり、子供達ともすぐに打ち解けて丁寧に対応して下さいました。

折り紙など手軽にできる遊び道具を持参してくれて、特に上の子は色々教えて貰いながら楽しそうにしていました

私は私でご近所にまだあまり知り合いも多くないことから、自宅周辺のお話を教えてもらったり、分からないことを相談してみたり。世間話をしたり、他愛もない話をしたり。

それから、自宅で採れたというお野菜やお土産なども頂いてしまいました。有り難いことです。

お手伝いも然ることながら、こうしたお心遣いは本当に貴重で助かります。

 

利用時に感じたメリットデメリット/最終的な感想は来てもらって本当によかった

そうこうしているうちに、無事に出張先から夫が帰ってきました。

今回、しおかぜさんを利用してみて感じたメリットデメリットをあげてみます。

 

【メリット】

  • 1時間でも貴重な人手がありがたい
  • ご近所さん同士の繋がりができた
  • 子供達も嬉しそう
  • 何かあった時に頼れる先が増えた
  • 有償であることで恐縮しすぎずに済む

 

【デメリット】

  • 一緒に作業するとなると、常に行動を共にしなければならないので、分担が難しい
    →高齢者の方が利用する時などは付き添いが必要かと思いますが、もう少し臨機応変に分担できれば作業がはかどるかなと。
  • 利用すると決めてから実動までに時間がかかる
    →マッチング作業など色々手間がかかるのだと思いますが、早めに言わないと利用出来ないので、緊急時対応は厳しいなと。

 

でもまあ今回は、あんまりデメリットは感じませんでした。

来てくださったしおかぜKさんがとても優しい方だったので、初対面の苦手な私でも大丈夫でした。それも個人的には大変助かりました。

また、今後も夫の仕事は繁忙期が続くので、これからも利用させてもらいたいなぁと思っています。

また、今回の利用でかかったお金は後日社協Uさんが集金に来て下さる予定になっています。

※作業が終わり、しおかぜさんが帰宅する前に記入してもらうファイル(…すみません、子供の落書きが💦)

 

最後に個人的な話になりますが、移住前はご近所付き合いはほとんどありませんでした。

顔を合わせれば挨拶くらいはしますが、中には挨拶しても無視をする人もいました。

そうしたご近所事情もあり、私自身があまり周りを頼るという経験をしてこなかったため正直こうしたサービスを通じた繋がりに最初は

「大丈夫かな?(私がうまくやれるかな)」

と不安に感じたりもしました。

ですが社協Uさんもよくよくヒアリングしてくれて、私たち家族にとってBESTなマッチングをしてくれたと思います。

しおかぜネットは、ご近所同士の繋がりを大事にするねらいもあるので、お家が近いところにある方同士を繋げるようにしているとのこと。

利用させてもらって、とてもよかったです。

夫不在の時を、無事に乗り越えることが出来ました。

改めて、

しおかぜネットの紹介と繋いで下さったメディカルソーシャルワーカーさん🍀

社協担当のUさん🍀

実際に来てくださったしおかぜのKさん🍀

また、夫不在の時を知り心配りをして下さった方々🍀

皆さんに感謝しています😌

この場を借りて、ありがとうございました😊✨

今回利用した「しおかぜネット」は、江田島市社会福祉協議会の有償ボランティア制度です。

江田島市社会福祉協議会といえば、西日本豪雨災害の時もボランティアセンターを設置して皆さんご自分のこと以上に市内の被災箇所などの対応に尽力されていました。

こうした機関があることや、そこで働く皆さんの活躍はとても貴重なことだと今回利用させてもらって実感しました。

以前住んでいたところは、自治体の規模が大きかったこともあって公的な機関や社会福祉協議会などのサービスを利用する機会がほとんどありませんでした。

実際に自分の目で見て、私たち利用者の声に寄り添おうと努力して下さることがとても嬉しく、有難かったです。

これからも江田島に住む皆さんに寄り添う活動を続けて欲しいです。

以上、Sunaoのしおかぜさん利用レポートでした!

※ご参考/社会福祉協議会とは
→社会福祉法人 全国社会福祉協議会
https://www.shakyo.or.jp/recruit/about/index.html