【笑顔スナップ】 #がんばろう江田島 その3

こんにちは、沖美町に住むぼくです。峰尾です。

豪雨災害から5週間。あのう、ちょっと、言わせてください。
 
江田島は、元気です。雨が降ったりしたけれど、ぼくらは元気です。
 
市役所や土建屋さんたちのおかげさまで、島内の主要道路はほぼほぼ復旧しています。島内のお店さんたちも、ほぼほぼ通常営業に戻られています。もちろん、まだまだ復旧に時間のかかる方もいらっしゃいます。けれども、元気に「日常」を取り戻している方も多くいらっしゃいます。
 
足りてないのは、「来てくださる方」です。
「こんなときに遊びに行っても大丈夫かなあ」「通販したら、余計にご迷惑じゃないかなあ」と思ってくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
 
いえいえ。今こそ、そんな「お気持ち」が嬉しいのです。じゃんじゃん遊びに来て、じゃんじゃんお買い物などされてください。
 
お盆でお休みを取られているお店さんもありますが、お盆も元気に営業されているお店さんもあります。みんなみんな、皆さんのご来店を心待ちにしておられます。夏休みに、ちょっと江田島へ。心よりお待ちしております。
 
今週は4組の皆さんを撮らせていただきました。みなさんの笑顔に会いに、ぜひ行ってみてくださいね。がんばろう、江田島。ありがとう、江田島。今週もありがとうございます。

(撮影 8/5~8/11)


『豆ヶ島/徳永豆腐店』のおふたり

島の人気店である「豆ヶ島」さん。巨大な赤鬼が目印です。お豆腐を製造する「徳永豆腐店」。そのお豆腐屋さんが運営する飲食店が「豆ヶ島」です。豆ヶ島では、「大豆うどん」(江田島の郷土料理)やソフトクリーム、豆乳などの飲食に加えて、お豆腐類のお買い物などを楽しめます(「日本一辛い 鬼壺豆腐」もあります)。「島のお土産屋さん」としての一面も。
 
豪雨災害のあとも、「徳永豆腐店」では1日も休まず製造をされたそうです。地下水のおかげでお豆腐を作り続けられた、とのことでした。ただし、製造はなんとか出来たものの、スーパーなどへの配達が大変だったそうです。島内外のあちこちで土砂崩れが起きており、いつもの何倍も時間がかかったと教えてくださいました。
 
一方「豆ヶ島」は、豪雨の翌週7月16日(月)から営業を再開。断水が復旧してすぐにお店を再開されました。
 
「お盆もいつもどおり営業します。お盆は毎年、多くのお客様が来てくださいますので」と明るく話してくださったおふたり。少し遅い時間に訪れたこの日も、ソフトクリームを食べに来店する親子連れで賑わっていました。行くだけで元気になれる。豆ヶ島さんは、そんなお店です。うどんを食べに、ソフトクリームを味わいに、お豆腐のお買い物に、赤鬼に会いに、ぜひぜひお出かけください。

島の駅 豆ヶ島
広島県江田島市大柿町飛渡瀬603
電話:0823-40-3038
営業時間:11時から16時・火曜定休

※参考:島の駅 豆が島/江田島へ行こう
 


井上峰志さん(峰商事/てくてく)

江田島市の「若き経営者」といえばこの方、井上峰志(いのうえ たかし)さん。車屋さんと農業という二足の草鞋を履きこなしております。
 
500リットルのタンクを軽トラックに積み、井上さんたちが江田島市内を回りだしたのが豪雨後の水曜(7月11日)。断水で困っていた方から次々と連絡をうけ、農業用水を生活雑排水として届けていたそうです。もちろん、ボランティアの活動です。困っているひとの力になる。さすが、井上さんらしい行動です。
 
板金塗装業の「カーライフ キューティー」では、断水後の3~4日間を休業。水を使わないでも出来る作業から徐々に再開され、現在は通常営業に戻られています。また、井上さんといえば、サツマイモ栽培。幸い、畑に大きな被害はなかったそうです。豪雨を乗り越えた今年のお芋が、「芋焼酎」や「もみぢ饅頭」になるのが楽しみですね。
 
そんな井上さん。豪雨にも負けず、7月末に新店舗「てくてく さつまいも本舗」をオープンされました(大柿の「藤三」駐車場内)。自前のサツマイモを使ったスイートポテトなどを製造販売しています。江田島市の明るいニュースです。
 
「こんなときだからこそ、甘いものを食べてほしい」との想いから、プレオープン直後には700個のスイートポテトを市役所、社会福祉協議会、そして地元の農家さんたちに無料でお配りしたそうです。サツマイモの専門店「てくてく さつまいも本舗」 島の新たな人気スポットになりそうですね。ぜひぜひ訪れてみてください。
 
※「本格芋焼酎てくてく」は通販でもお買い求めいただけます

峰商事合同会社/カーライフ キューティ
広島県江田島市大柿町飛渡瀬363-1
電話 0823-40-3399
営業時間:9時~18時・火曜定休
http://www.mineshoji.com/
 
てくてく さつまいも本舗
広島県江田島市大柿町大原261 藤三大柿店 駐車場内
営業時間:11時から18時(売切れ次第終了)・火水定休
※8/13~15 お盆休み
https://www.facebook.com/etajimatektek/


 

『濵口醤油』 濵口督さん

大柿町柿浦にある「濵口醤油」さん。江戸時代から続くお醤油屋さんです。督(ただし)さんは、その6代目。
 
お店やご自宅にも、豪雨による物理的被害はほぼなかったそうです。ただし、断水期間中は上水道を用いる製造のストップを余儀なくされました。一部製造が出来ないなかでも、地域への心配りを見せてくださった濵口さん。工場にある井戸に洗濯機をつなぎ、断水中は店先に設置して地域の方に開放してくださっていました。
 
現在は、製造に加え、お店での販売や配達も通常営業に戻られています。
 
濵口さんと言えば、島内外のスーパーやサービスエリアなど多くの場所で卸販売をされています。また、飲食店さん向けにオリジナル商品を作っていることでも知られていますが、卸販売や納入先であるお店さんなどでもまだまだ客足が戻ってきておらず、製造は出来るようになったものの、注文・納品数がまだまだ戻ってきていないのが現状のようです。
 
現在、敷地内に新たな作業場を建設中の濵口さん。「ピンチをチャンスに!」と明るく話してくださいました。出汁の入ったお醤油調味料「これ一本」。一度使うと病みつきになります。江田島みやげの人気商品。この機会にぜひお試しください。
 
※「これ一本」などの商品は通販でもお買い求めいただけます

有限会社 濵口醤油
広島県江田島市大柿町柿浦2080
電話:0823-57-2136
http://hamaguchi-syoyu.com/
https://www.facebook.com/%E6%BF%B1%E5%8F%A3%E9%86%A4%E6%B2%B9-1530574573898007/

※参考:濵口醤油(はまぐちしょうゆ)/江田島へ行こう
 


『すず』のおふたり

ひとつ前の記事にも登場していたお好み焼き&カレーライスのお店「すず」。豪雨~断水で休業していましたが、7月18日(水)に営業を再開。現在はいつもの様子に戻られています。
 
「藤三 大柿店」の駐車場内にあるこちらのお店。じつは、江田島市役所の目の前です。災害前から、お昼になると市役所職員さんも大勢やってきます。お好み焼きはもちろん、月水金に出されるカレーを目当てに、週に何度も通う若手職員さんも多いです。600円で山盛り食べられるカレー。嬉しいですよね。
 
「すず」の魅力は、なんといっても、お店を取り仕切るおふたりの明るさ。アットホームな雰囲気で、笑いの絶えないお店です。お好み焼き屋さんといえば、暖簾をくぐるまでに少しハードルを感じてしまいますが(ぼくだけでしょうか・・・)、「すず」は、女性がおひとりでも入りやすいお店、だと思います。
 
かくういうぼくも、週に1度くらいは「すず」に行っています。島に移住してから、一番多く食べたお好み焼きがこちらのかもしれません。明岳市長と鉄板に並んでお昼をたべる、なんて機会も何度かありました。
 
災害対応に汗を流す職員さんの胃袋も満たしてくれている「すず」。お盆期間はお休みとなりますが、お盆明けにでも、ぜひ足を運んでみてください。ぼくのおすすめは「肉玉そば 野菜ダブル ネギのせ」です。シャキシャキのキャベツとネギが美味しいんです♪

すず
江田島市大柿町大原261(藤三 大柿店駐車場内)
電話:0823-57-2030
営業:11時~14時・日曜定休
定休日:日曜日
※8/11~19 お盆休み

※こちらの記事もぜひ

えっ?お好み焼き屋さんのカレー? 曜日限定の人気のカレー♪


 
先々週の記事はこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

【スナップ】 #がんばろう江田島 その1


 
先週の記事はこちら ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

【スナップ】 #がんばろう江田島 その2