避難指示の出された金曜夜から1週間ちょっと。
少し振り返りつつ、書いてみます。
ぼくの住む江田島市では、
◆概況
- 人口2万4千(うち4割が高齢者)
- 全域で断水中 → 自炊がしづらい
- 9割以上の市民が避難所ではなく自宅で生活
- 移動はもちろん車 → ガソリンが必需品
- 食料品の調達は、平時から、大きなスーパーかコンビニ、産直
- 広島港までのフェリーはあるが、呉や広島方面の陸路は災害当初寸断
◆初めての断水生活で感じること
- 自炊がしづらい(特に、洗い物はすごく水を使う)
※米を炊くのは難しくないけど、炊飯器を洗うのはたいへん
※サラダを食べたくても野菜を洗うのもたいへん - 顔を洗うのもひと仕事
- 井戸水があると助かる
- 「災害時には浴槽に水を張っておけ」は本当(→ めちゃくちゃ役立つ)
- 飲み水とそれ以外をきっちり分けないとお腹こわす
◆1週間が経って、今の状況
- 引き続き断水中 → 家庭への送水のめどが発表された
- 飲料水(1)→ 島内10ヶ所以上に給水所設置
- 飲料水(2)→ スーパーやコンビニにも商品が入荷
- 食料品&生活用品 → スーパーやコンビニへの物流も復活
- ガソリンスタンド → ほぼ通常営業
- 家が浸水などして避難所生活の方 → 市営住宅への仮入居を市が個別に提案相談中
- ボランティア → 社協がセンターを開所 → 稼働中
- 飲食店さん → 少しずつ営業再開
- お風呂 → 陸海自衛隊による入浴サービスあり(毎日)
- 道路 → 大きな道路はほぼ通行止め解除
- 土砂崩れや土石流のあとがあちこちで確認
◆みんなが一丸となって
住民 / 市役所 / 消防 / 警察 / 自衛隊さん / 土建屋さん / 運送会社さん / 社会福祉協議会 / 島外から来てくださっているボランティアさん などなど、みんなが力をあわせて島を動かしてる。
というかんじですかね。
まだ断水中ではありますが、コンビニやスーパーに商品が戻ってきただけでも、だいぶ助かりました。今もまだ、島内の飲食店さんは限定営業なので(なにせ、水が出ない)、住民にも市役所職員さんにも土建屋さんたちにとっても、コンビニやスーパーの棚に商品があるのは、ほんと、めちゃくちゃ助かってますよね。
スーパーやコンビニに商品が戻ってきてること、ガソリンスタンドにガソリンが戻ってきたことは、ほんとに大きな出来事でした。
あっという間の、そして激動の、1週間ちょっとでしたね。もちろん、まだまだこれからでもありますが、少しずつ進んでいますね( ^ω^ )
(こみみ編集部スタッフ 代理投稿)