ブラジルから江田島へ 移民記録映像作家・岡村淳のドキュメンタリーのススメ

いつ:
2019年3月17日 全日
2019-03-17T00:00:00+09:00
2019-03-18T00:00:00+09:00
どこで:
小用コミュニティーセンター
江田島市江田島町小用2丁目17-1

~ブラジルから江田島へ~
移民映像作家・岡村淳のドキュメンタリーのススメ

『すばらしい世界旅行』『新世界紀行』などの番組ディレクターを経て、フリーの記録映像作家として自主制作のドキュメンタリー映画の撮影・編集といった技はもちろん、見る人に作品が、想いが、行き着くまでを見届けるべく自ら世界各地をめぐり上映まで行う珍監督!?岡村淳!ついに江田島初上陸!

彼はブラジル在住の記録映像作家。主にブラジルの日本人移民、そして、社会・環境問題などをテーマとして自主作品を製作。
この度は、数多ある(自主作品44本、TV作品24本※上映可能なもの)迷作品・珍作品の中から、岡村氏自らにピックアップして頂いた「江田島でやるならこれでしょ」的選りすぐりを上映致します。
岡村氏のディープ且つユーモア溢れすぎるトークも必聴。
またとない岡村ワールド、とくとご覧あれ!

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llと きll 2019年3月17日(日)16:00〜19:00
llところll 江田島コミュニティセンター
※小用港すぐそば
(江田島市江田島町小用2丁目17-1)
ll内 容ll 岡村淳監督映像作品の上映と監督トーク

『大アマゾンの動物救出作戦』(26分)
『大東亜戦争は日本が勝った!ブラジル最後の勝ち組老人』(36分)
『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』(66分)

ll参加費ll ¥500(ドリンク付)+カンパ
ll定 員ll 30名 ※事前予約優先
ll予 約ll 件名を「岡村淳上映会申込」にして次の①~③をメールにてお送り頂くか、お電話にてお申しつけください。
申込内容:①氏名、②参加者数、③連絡先(メール又は電話番号)
ll問合せll 050-5327-2266 又は      elca.elcapgmail.com
※★を@に変えてお送りください。
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【監督プロフィール】

岡村 淳(おかむらじゅん)
記録映像作家。在ブラジル。1958年生まれ、東京都目黒区出身
早稲田大学にて縄文文化を研究。
1982年、日本映像記録センター入社。番組ディレクターとして『すばらしい世界旅行』(日本テレビ)「大アマゾン」シリーズなどを担当。
1987年、フリーとなりブラジルへ移住。小型ビデオカメラを用いた一人取材に開眼、南米の日本人移民や環境問題などをテーマに自主制作によるドキュメンタリーづくりをはじめる。自らが立ち会うライブ上映会を日本とブラジル、欧米諸国で展開中。
著書に『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』(「港の人」刊、日本図書館協会推薦)がある。
岡村のブラジルの義父(故人)は日本敗戦の年に海軍兵学校に入学し、ブラジル桜花会に属していた。現在、江田島ゆかりの義父についての記録を準備中。

【上映作品解説】

『大アマゾンの動物救出作戦』(1988年、25分)

アマゾン川の流域にバルビナダムという巨大なダムの建造が始まった。世界的な環境保護の風潮のなか、電力公団は水没する密林の野生動物救出作戦を開始した。岡村の取材班は危険がいっぱいの最前線に同行したが…

『大東亜戦争は日本が勝った!ブラジル最後の勝ち組老人』(1996年、36分)

第2次大戦後のブラジルの日系社会では情報不足と混乱から、大半が日本が戦争に勝ったと信じていた。「勝ち組」と呼ばれた強硬派は、「負け組」へのテロ行為を繰り返した。戦後のブラジル移住再開とともに「勝ち組」も絶滅に向かっていったが、岡村はアマゾン源流の町で今も日本が勝ったと信じている勝ち組の老人と出会った。老人は、日本先勝の証拠を岡村に託すが…

『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』
(2003年初版、66分)

ブラジルの日系人たちへの奉仕のために派遣された若き日本人神父の佐々木治夫さん。奥地でハンセン病患者たちの隠れ里に迷い込んでしまった佐々木神父は、彼らとともに歩む共同体づくりを思い立った。金銭も知識もないままスタートしたフマニタス慈善協会は、ストリートチルドレンや土地なき農民など、社会から新たに排他される人たちとの共生を続けている

ABOUTこの記事をかいた人

sekka

2010年冬に江田島に移住。
aiko好きのにゃんこ好き。
つながる想いにいつもときめきながら
島で楽しく暮らしています。
江田島好きの輪をまあるくひろげたい*

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